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宇梶静江さんから   大地よ

宇梶静江さんからのメッセージ〜東日本大震災に寄せて





大地よ

重かったか
痛かったか

あなたについて
もっと深く気づいて
敬って

その重さや
痛さを
知る術を
持つべきであった

多くの民が
あなたの
重さや 痛みとともに

波に消えて

そして

大地にかえっていった

その痛みに

今 私たち
残された多くの民が
しっかりと気づき

畏敬の念をもって

手をあわす
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by boshu-moyai | 2011-08-31 18:18 | いのちのメッセージ

講演のお知らせー「被災地から学ぶこと」小野沢滋氏(亀田総合病院 地域医療支援部長)

未曾有の大災害が起きた今だからこそ、
当地域で備えるべきことを一緒に考えてみませんか。


房州舫では、亀田総合病院の地域医療支援部長、小野沢滋氏をお迎えし、
被災地での活動を通して、
今、この安房で考えなくてはならないことを検証したいと思います。
小野沢先生は、東日本大震災直後から、被災地に何度も訪れ、何日も滞在され、
被災地の医療現場を経験されました。
そこには、医療関係者ばかりでなく、
行政を含めて、市民全体で学ぶべき課題が多く残されました。

多くの失った命と救われた命から、
今一度、この安房地域の津波対策を皆さんで考え、行動に移しましょう。


【日 時】9月10日(土) 午後2時〜4時
【場 所】南房総市千倉公民館
【内 容】①講演:被災地での活動
      〜津波被害に対して、行政・市民が備えるべきこと〜
      講師:亀田総合病院 地域医療支援部長 小野沢滋氏
     ②意見交換
【対象者】地域住民・行政関係者

【問合せ】いのちといのちをつなぐー房州舫(もやい)
     事務局    TEL/FAX. 0470-44-1780
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by boshu-moyai | 2011-08-25 19:57 | 学習会

会員募集

房州舫は、いのちの大切さを第一とし、共に生き、共に学び、共に働く
いのちといのちをつなぐ地域づくりを目指します。

この活動を支援し、協力してくださる会員を募集しています。
いっしょに活動してみませんか。

事務局までご連絡下さい。
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by boshu-moyai | 2011-08-25 19:00 | 事務局より

虹の架け橋プロジェクト

福島の子どもたちが、
南房総に来て、思いっきり、遊んだ。

流しソーメンを食べるために、自分で竹の器を作った。
のこぎりを使うのも、大変だ。ちょっと手が痛くなったね。
竹のお箸も、自分で作った。
小刀を危なくないように、用心しながら使い、竹を削った。

輪切りの竹のあまりで、竹ぽっくりを作って遊んだ。
あまりの竹で、竹とんぼも作った。


お腹がぺこぺこになったら、ようやく流しソーメンが始まった。
上手にソーメンを取った子、取れない子、いろいろいろいろ。
トマトも流れてきた。手づかみで取った。


思いっきり、外で水遊びもした。


かき氷も食べた。
自分で氷を力一杯ぐるぐるまわした。
ブルーハワイ、ストロベリー、以外にみんな、抹茶が好き。


コットンクラブのお手製のハンモックも活躍した。
ブランコみたいにしたり、居眠りしたり。
よかったな。持ってきて。

福島の子どもたち。
27人の福島の家族。
今日は楽しかったね。ありがとう。


夜はキャンプ。BBQだよ。

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by boshu-moyai | 2011-08-07 11:46 | 被災地と房州をつなぐ

石巻市慰霊祭 灯籠流しと竹灯篭

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竹灯篭は 一夜限りの灯り
灯籠流しは 戻ってくることのない 一回きりの船出

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竹灯篭を作るのに、11月には山に入り、竹を切る。
灯篭にするには、その年の竹を使う。
竹自身の油が、蠟燭の火の照り返しとなり、灯りは美しく輝くそうだ。
一度使った竹には、煤が付き、灯りはやはり映えなくなる。

一夜限りが最高の竹灯篭
わんだらのしのちゃんから聞いた話

一夜限りの竹灯篭を石巻に届けたみなさんは、とても謙虚に黙々と働いた。
わたしはこの日のために、皆さんが何日もかけた準備を、
ひとつも手伝うことが出来ず、この当日だけの参加となった。
それでも、こんな機会を頂いたことに、深く感謝した。


石巻は、大きな地方都市だった。
地盤が沈下し、駅前の北上川の川辺は、満潮時には地面から水が湧き出て、
辺り一帯を大きな水たまりとした。
北上川の川幅は、何メートルか広くなった。
設置準備が終わり、点火まで少し時間があった。
川縁を自転車を押していたおじいちゃんと話しをした。
車で逃げた若い人と、老人はだめだった。
みんな流された。と淡々と話した。
5月もここを訪れた人から聞くと、マチナカはずいぶん片付けられたようだった。
確かにマスクも必要ではなく、一見すると、暮らしは元に戻りつつあるようにみえた。
でもそれは、
わたしたちがこの場所に午後1時に着き、ひたすら慰霊祭の準備をしていて、
外を見る機会がなかったから、
だった。
慰霊祭が終わり、ホテルに着いたのは10時を回っていた。

朝早く、地震があった。
翌朝、バスは石巻の湾岸から市内を抜けた。
石巻は想像以上に、大きな地方都市だった。
湾岸には、多くの工場が建ち並んでいた。
水産加工の工場はもちろんのこと、
製紙工場、段ボール工場、プラスチック工場、化学工場、なにやらわからない、
たくさんのかなり大規模な工場があったのが、想像できた。
壊滅だった。
ここでたくさんの人が働いていたんだ、と思った。
みんな仕事をなくした。
命をなくした人もいるのだろう。
工場からでた、たくさんの原材料が山となっていた。
紙、材木、発泡スチロール
廃棄となった車の山もあった。
市内で、片付けられた、と言われた、流された車は、ここにあった。
地盤沈下で、水がひかない田んぼがあった。
居住地では、吸い上げポンプを設置している所もあった。
家々がそこに建っていたであろう痕跡、土台だけが残る。
家が残っている。けれどそれは半壊、または全壊に近く、そこにあった。
一面の一面の、被災のあとだった。

言葉を失いながら、見ていた。
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by boshu-moyai | 2011-08-03 11:39 | 被災地と房州をつなぐ

石巻市慰霊祭 石巻に小さな灯りを届ける

7月31日 午前3時54分 地震発生
カーラジオをつける
震源地、福島M6.4 

前日30日、房州舫2011の第二回の集会を終え、
なんやかんやと忙しく、1時間も眠っていなかった。
集会の反響は、とても良かった。
100部用意した資料は、手元に16部しか残らなかった。

翌31日は、石巻市の慰霊祭に参加するため、
朝、3時45分に家を出た。
待ち合わせの場所で車を停めると、ラジオからは地震速報が流れた。

被災地に入るのは初めてだった。
保田川頼朝桜の里づくり実行委員会と、館山・南房総市の有志達が
「石巻市北上川の川開き・東日本大震災慰霊祭」に
石巻に小さな灯を届けよう、と参加した。
わたしは、当日設置のボランティアとして加わった。

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神戸からきた竹灯篭に、灯が灯る。
南房総の竹灯篭にも、灯が灯った。
石巻の子どもたちが描いたという紙の灯篭にも、灯が灯った。

宗派を超え僧侶達が集まった。市民のご詠歌で慰霊祭は始まった。

僧侶達の読経が続いた。

東北最大の北上川を、あの日、大津波が襲った。

http://www.youtube.com/watch?v=k6Pv4JrSFJE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=P9cE-6Ldjc4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=DW0dqWR4S7M&feature=related

石巻市では、3000を超えた人々が、命を失い、
現在でも、1000人近くの人々が、いまだ、行方不明となっている。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110801ddm001040065000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110801ddm001040065000c.html

その一人一人の名前が書かれた灯篭が、北上川を埋め尽くした。
一万の灯篭が、あの日と同じ北上川を、小さな灯を灯しながら、流れて行った。

となりで、女の子を連れた若いお母さんが、
「おじいちゃんとおばあちゃんの灯篭が流れて行くんだよ。」
と、涙を流しながら、子どもに話し、祈り続けていた。

もう一度最後にご詠歌が詠われ、慰霊祭は終了となった。


一万個の灯籠は、慰霊祭が終了しても、流れ続けた。
2時間を過ぎても、灯篭は、北上川を、流れ続けた。


ひとりひとりの魂が 海へと帰って行った
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by boshu-moyai | 2011-08-03 11:33 | 被災地と房州をつなぐ

原発の基礎の基礎

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最後の40分は、原発の基礎の基礎、ということで、沖山氏に、何とか、皆さんに分かりやすく、ということでお願いした。高校生の時の物理や化学を思い出そう。

内容は、
1.放射線も、放射物質も、原発も、人間も原子で構成されている
2.放射線はどのようにして発生するのか。安定と不安定。
3.核分裂とエネルギー、原子爆弾と原子力発電について
4.なぜ、福島原発では「核分裂」が止まったのに熱が発生し続けているのか
5.「放射能」「放射線」「放射物質」等の意味
6.なぜ、放射線は人体に危険か
7.今、大きな問題になっている放射性セシウムについて
8.今後、私たちは原発事故にどう立ち向かえばよいか
9.今後の取り組みについて
10.参考資料

以上の順で話された。今、多くの日本人は原発問題に関して、何を信じていいのかわからなくなっている。「安全神話」は完全に崩壊した。それでも、私たちには分からないことが多すぎる。


内容に関しては、房総ナウ 1 房総ナウ 2 でひととおり触れています。
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by boshu-moyai | 2011-08-02 08:23 | 学習会

房州舫2011企画 vol.2 市長出前講座報告会と学ぶ会 報告

7月30日、南房総市千倉公民館で行われた、出前講座の報告と学習会の報告。

千倉町は始まる前、局所的に大雨が降ったりもして、皆さん来てくれるのだろうか、と今回の人々の関心度は、まったくわからなかった。
ところが、始まる10分程前から、続々、千倉支所同様、3階まで上がるのは、お年寄りにはなかなか大変だ。

用意していた机と椅子は足らなくなる。急いで椅子だけ配置する。60名を超えた。ざーっと見渡すと、今回は年齢層が若干、若くなったような。50代くらいが増えている。30代もいる。女性の方が過半数を占める。これは原発への関心が高いせいか。
今回初めて、市長の出前講座(の報告)を聞く人、と尋ねてみると、3/4くらいの人が手を挙げる。なるほど、これは丁寧にやらないと、ということで、まずは、市長出前講座の報告会から。

今日はこの3部構成。

・南房総市長出前講座—南房総市の津波対策—の報告会
・東日本沿岸部を襲った津波映像と津波対策先進地・沼津市から学ぶもの
・原発(原子力発電)の基礎の基礎

今回は、全部スライド上映にして、手元の資料とスライドは同じ内容にした。なるべくお年寄りにも見やすいように大きな文字と写真を使って、この前の報告を議事録に従いながら説明する。

詳しい内容報告は、以前のブログから

次には、沖山静彦氏からの、東日本大震災の時の津波の映像から始まる。宮城県名取市の動画。一瞬のうちに自分のすぐそばまで迫りくる大津波に、人はたじろいでしまう。振り返りもせず、一目散に逃げる、というのは、実はなかなか難しいのか。現実に圧倒されている。これがその時とった人々の行動。ずっと遠くに見えた大津波は(実際には津波にも見えない)瞬く間に、街を人々をのみこんだ。それから、沖山氏は、南三陸町と房州の各市町との類似点と相違点について説明する。大きく違う点、房州には海岸地区に高台がない!津波が見えてから逃げたのでは遅い。地震と同時に(収まってから)逃げる、なんてできるのだろうか。
次は、沼津市からの報告。さすが、津波対策先進地、いろいろな工夫がある。『地震だ!津波だ!すぐ避難』の表示は危機感が迫っている。『津波に注意』の、のんびりとした南房総とは、大違いだ。斜面を利用した高台へ通じる階段や、つづら折りの階段。とにかく、高い所を目指すように工夫している。それから高い津波避難タワー。一時的に、海辺の住民を守るよう、そのタワーには、何と100人もの人が収容できる。津波避難協力所、というのもある。それから、何より違うのは、防災訓練の多さ。年3〜4回実施され、災害弱者に対する対策もとっている。防災教育も充実している。

さて、私たち、南房総ではどうするのか。
出前講座の市長の話しをよく理解し、考えてみる。

1. ハザードマップ完成までに、個人、または地区毎に行うもの
・ 津波関連の用語の説明理解
・ 等高線を書き込んだマップを至急制作することを市へ要請
・ かつての千倉町で配布された津波浸水地図の復活
・ 海抜表示その他の表示の設置場所等の確認
これらのことは、それほど経費もかけずに、市はすぐに実行できるのではないか。
2. 防災無線のデジタル化までに現在のアナログの防災無線は改善できないのか
 ⇒携帯ラジオの配布の案は、今回も出た。
3. 避難経路に関しては地域住民でよく話し合い、安全で短時間で行けるコースを探す
4. 周囲に適当な避難場所がない地域は、積極的に市に働きかける
里山整備が必要なところも、その具体的な計画をたてる
5. 津波避難ビルを確認する 小学校は再編の問題もあるのでそれを含めて考える。
6. バリアフリー化が必要な個所を具体的に挙げる
7. 防災訓練の徹底
・ 津波を前提とした防災訓練の徹底
・ 独居老人、要介護者の避難問題
・ 民生委員、地区毎の市民同士の連携
8. 子どもを含めた防災意識を高めるための活動
9. 要介護者、認知症患者等の避難問題
10.原発問題も含めて学ぶ

そんな、案が見えてきた。
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by boshu-moyai | 2011-08-01 08:21 | 学習会